名古屋工学院専門学校 校友会

会誌・かもめ~ル

第44号かもめ~ル

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ★☆★☆ 『かもめ~ル』校友会メール季刊誌 第44号 ★☆★☆

 _/ _/ _/ _/ _/_/_/
 _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/
 _/ _/ _/ _/_/ _/ Nagoya
 _/ _/_/ _/ _/ _/ _/ Kougakuin
 _/ _/ _/ _/ _/_/_/ College

     名古屋工学院専門学校 2020/3/31[かもめ~ル編集担当]
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 +-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-   

 もくじ
  ◆ご挨拶
  ◆校友会誌「かもめ」より
   ・校友会会長あいさつ
   ・学校長あいさつ
   ・学科トピックス
   ・おもなできごと
  ◆お知らせ

 +-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-

 ―― ◆◇ ご挨拶 ◆◇ ―――――――――――――――――――

  桜のつぼみもふっくらと、そして春色にわかに深まりを感じる頃
 となってまいりました。3月12日に第88回卒業式が挙行され、
 703名の学生が母校を巣立っていきました。卒業生達が諸先輩の
 元で、活躍してくれる事を期待しております。
  さて、今回のメールマガジンは、今年度最終版です。校友会誌「
 かもめ」に掲載した内容を中心に紹介いたします。

 ―― ◆◇ 校友会誌「かもめ」より ◆◇ ―――――――――――

 ―― ◇ 校友会会長あいさつ ◇ ―――――――――――――――

  『人生の節目』
                     会長  堀内 豊

  第88回卒業式を迎えられます卒業生の皆さん、ご卒業おめでとう
 ございます。心よりお祝い申し上げます。
  また、会員の皆様におかれましては、日頃より校友会活動にご理
 解ご協力を賜り感謝申し上げます。長い人生「節目」となる時が一
 生のうち何回かあると思います。今年ご卒業される皆さんは、本校
 を卒業し、実社会人へ巣立っていくことが初めての節目となり、こ
 の先は結婚そしてご子息の誕生などが挙げられるのではないでしょ
 うか。
  節目となる時には、迷ったり思い悩むことがたくさんあると思い
 ます。その時にアドバイスをもらえるのが、恩師やクラスメイトで
 はないかと思います。しかし、社会人になると、一人で決断するこ
 とが多くなり、こんな時にアドバイスがもらえるような人と出会え
 ると良いですね。
  「隣の芝生は、きれいに見える」という言葉があります。社会に
 巣立ち数ヶ月もすると仕事の壁に突き当たることがあるでしょう。
 そんな時、自分の会社、自分の職業あるいは、自分の仕事よりもっ
 と恵まれたもっと楽な仕事があるような気持ちになることがあると
 思います。自分の仕事がうまくはかどらないとき、人間関係がこじ
 れたとき、自分の欲求や望みの方が高くなったときに、「もっと楽
 に働くことができ、給料がもらえるところは無いのか」など辛さか
 ら逃避したくなることが主なる要因かと思います。
  その時には、自分の職業選択をなげくよりも、今の仕事をしっか
 りこなし、人生の壁を乗り越え、人生の節目を正しく乗り越えてほ
 しいと思います。
  4月からは、新社会人としての生活が始まります。社会における
 厳しい生活に耐え、母校で学んだそれぞれの専門知識や技術研鑽を
 忘れることなく一歩一歩地道に邁進してくれることを期待していま
 す。
  本校が開学されあと3年、校友会が創立してあと5年で70周年を迎
 えます。校友会では、創立70周年記念事業を実施すべく準備を行っ
 ています。事業の一環として会員名簿整備を目的に、約五万五千名
 の方に住所データ等の調査を目的としたお手紙を差し上げました。
 お手紙が届かなかった方や、その後住所等の変更のあった方は、校
 友会事務局までご連絡をお願いします。また、卒業生の皆様には、
 お時間がございましたら母校をお訪ねいただき、近況報告等いただ
 けるとありがたく思います。結びになりますが、卒業生の皆様のご
 健勝とご活躍をお祈りしますとともに、今後とも母校校友会へのご
 支援・ご協力をお願いする次第です。

 ―― ◇ 学校長あいさつ ◇ ―――――――――――――――――

  『ONE TEAM』
                     校長  小川 義則

  昨年、平成の時代が終わり、「令和」という新しい時代がやって
 きました。
  「令和」という言葉の意味はご存じの通り、「世界の調和と永遠
 の平和の達成」です。
  英語では、「beautiful harmony」と訳されています。元号は、
 歴史的に「国家の一大理想を表徴する」ものであり、過去の元号は
 国の体制に対してのメッセージ色が強く出ていたように思います。
 しかし、「令和」にはその意味合いからも、私たち国民に向けて、
 「皆で手を取り合って平和に向けて邁進しましょう」という直接的
 な意味が含まれているのではないかと感じます。
  まさに、そんな「令和」最初の年に、ラグビーワールドカップが
 史上初、日本で開催され、日本代表は過去最高のベスト8に輝きま
 した。この日本代表を支えた言葉が「ONE TEAM」です。昨年の流行
 語大賞にもなりました。
  日本代表と言っても他のスポーツと違い、外国出身者が多く、さ
 まざまな言語や文化が集まる選手たちが、「1つ」になってつかん
 だ成績がベスト8とも言えます。選手だけでなく、選手を支えるス
 タッフ、そしてサポーター一人一人が「ONE TEAM」となれたからこ
 そのものであると思います。
  また、この「ONE TEAM」には令和の文字に込められた「beautiful
  harmony」が見事に投影されているではありませんか。
  今、日本はおろか、世界各国で地球温暖化による大きな災害が起
 こっています。世界情勢を見てもそれぞれの国や人種による思想や
 考えの違いで、大きな緊張を抱えています。こんな時だからこそ、
 日本が、そして世界が「ONE TEAM」となって「beautiful harmony」
 を実現することが大切なのではないでしょうか?
  さて、この「かもめ61号」が令和初の「かもめ」となります。こ
 の新しい時代に日本の、そして世界の諸問題を解決し、平和でより
 繁栄できる時代になるよう期待したいものです。卒業生の皆様にお
 かれましても、ますますのご活躍とご健勝を祈念しております。今
 後とも校友会活動にご協力を賜りますようよろしくお願いいたしま
 す。

 ―― ◇学科トピックス 情報学科◇ ―――――――――――――

  「マジメにスゴイ」を育てる

  情報処理技術者試験がマジメにスゴイ。プログラマを目指すなら
 取っておきたい基本情報に合格者が多数出たこともスゴイのですが
 スペシャリスト試験合格記録がついに「20年連続」達成しました。
 学生がまだ赤ちゃんだったころから、ずーっと合格者を出していま
 す。最近は合格者を出すのが当たり前になってきています。当たり
 前になりすぎて今度は三冠、四冠をいかに出すかがポイントになっ
 てきています。情報処理安全確保支援士、ネットワークスペシャリ
 スト、データベーススペシャリスト、さらにエンベデッドスシステ
 ムペシャリスト。合格する学生はマジメにスゴイ!
  卒業研究もマジメにスゴイ。毎年、卒業研究ではスゴイ研究、作
 品が生み出されています。特に今年目立ったのはAI関連の研究で
 す。
  顔認証したり、ゲームを解いたり。麻雀の得点を計算するものも
 ありました。そろえた牌の写真を撮ると、役を判断したり、点数を
 計算してくれます。これは面白い、マジメにスゴイ!
  2019年度にスタートしたAIシステム科は、ディープラーニ
 ングに代表されるAIの技術を学んでいます。AIに欠かせないPy
 thon言語の検定や、ディープラーニングを事業に活かすための知識
 を有しているかを確認するG検定などにチャレンジしています。A
 Iを深く学べる学科はマジメにスゴイ!
  授業以外でもマジメにスゴイ。昭和区とのコラボレーションで、
 ShowMapというアプリの開発を続けています。次年度の開発につな
 げられるように、現在も奮闘中です。学生主催の勉強会も実施して
 います。主催するのはNKC-UG。学生たちが作った非公式グループで
 す。3年前に卒業した情報セキュリティ学科の先輩が立ち上げまし
 た。学園祭では大きなイベントを実施したりと、少しずつ活動の輪
 も広がっています。最近はHack-Uというコンテストで優秀賞を取っ
 たりとマジメにスゴイ!
  これからもマジメにスゴイエンジニアを育てられるように、教員
 一丸となって頑張ります!

                       (今年は年男) 

 ―― ◇学科トピックス メディア学科◇ ―――――――――――

  「私たちの原点回帰」

  元号も改まった今年度は、社会のあちこちで「原点」が注目され
 る年でした。常に新たな取り組みを手がけているメディア学科でも
 原点回帰ともいうべき成果が目を引きました。
  ●ゲームCG分野では、なんと言ってもコンテストです。 日本
 ゲーム大賞アマチュア部門で受賞することができました。これは、
 東京ゲームショウも開催する産業団体CESAによる、国内最高峰
 のアマチュア向けゲーム開発コンテスト。500を超える応募作品中
 の上位5作品である優秀賞に、ゲーム総合学科3年生のチームが選ば
 れました。平成17年以来、東京ゲームショウに出展している当分野
 にとって、まさに原点といえるでしょう。
  ●映像音響分野では、特別実習です。恒例の東海高校「カヅラカ
 タ歌劇団」公演のサポートを、今年度も実施しました。集客数3千
 名にも迫る本格的な公演は、年を追うごとに注目度を高めており、
 同時に撮影・音響・照明・舞台スタッフを務める本校学生にも視線
 が向けられています。中日新聞や雑誌「ウェッジ」でも大きく取り
 上げられ、学生も取材を受けました。
  ●最後に、大きな数字のお話を。ゲーム分野ではもう一つ快挙が
 ありました。10月、脳トレゲームを競うコンペティションで、堂々
 のグランプリを獲得したのです。
  全国の大学・専門学校が多数参加する中みごと栄冠をかちとった
 のは、ゲーム総合学科の2年生ペア。そして賞金はなんと100万円!
 ちなみに準グランプリ2チームは、それぞれ京大と千葉大のチーム
 でした。一流大学をおさえての最高位ということ自体とても凄いの
 ですが、つい賞金額の方に目を奪われてしまうのでした。

                       (元傭兵隊長) 

 ―― ◇学科トピックス 電気電子学科◇ ―――――――――――

  「続!大きな飛躍!!」

 ○電気分野
  今年も多くの成果がでました!
  まずは今年もやりました、電験三種の取得者50名以上達成!昨年
 度を上回る55名となりました。エネルギー管理士は昨年に一歩及び
 ませんでしたが、16名の取得者となりました。第一種電気工事士に
 おいても193名合格でき、昨年をこえる成果となりました。更には、
 電験二種6名、そしてナ、ナント!! 電験一種の合格者など素晴らし
 い成果を出してくれました。
  また今年は、D肥先生を新しく迎え、ベテランのM橋先生と共に1
 年生を担当しました。ベテランの動きにしっかりとついていきなが
 ら、日々業務に励んでいます。しかし、M橋先生の臨機応変な話術
 をマスターするのは大変なようです。そのD肥先生を、若手のK田先
 生やY田先生、I佐先生がサポートしてくれており、これからの成長
 が楽しみなところです。一方で、K下先生、K間先生、K林のトリプ
 ルKも頑張っていますよ。
  次年度も若手とベテランががっちりタッグを組み、今年度以上の
 飛躍を目指していきます!  

                    (改デンシェンマン) 

 ○電子・通信分野
  今年も就職が絶好調で、令和元年12月に就職率100%を達成しまし
 た。
  2年連続年内に就職活動を終えることができました。その中で、
 電子情報学科では、技術系公務員に2名内定をいただくことができ
 ました。次年度は技術系公務員を希望する学生が多く、ここ数年で
 最高数の内定をいただけるのではないかと、今からとても楽しみで
 す。
  資格取得に関しては昨年以上に好調です。電子情報学科では、第
 一級陸上無線技術士の取得者が現在10名います。令和2年1月期の試
 験でさらに3名の合格者が出ると思われ、合計13名の取得者となる
 見込みです。2桁の合格者となるのは、ここ数年なかったことであ
 り、次年度はさらに取得者が増える予想です。取得者20名超えも見
 えてきたところですが、気を緩めず全力で指導していきたいと思い
 ます。デジタル家電科では、工事担任者DD第一種6名、家電製品
 関連の資格を11名の学生が取得することができました。
  次年度からIoT技術学科が新設されます。時代の変化に柔軟に
 対応しながら社会のニーズに応えられる技術者をこれからも養成し
 ていきます。

                      (デジデジ2号) 

 ―― ◇学科トピックス 産業技術学科◇ ―――――――――――

  「Ene‐1 2年連続入賞」

  今年度からEne‐1がグランプリからチャレンジに名称変更さ
 れています。
  この大会は、充電式単三乾電池40本の電力だけで鈴鹿国際レーシ
 ングコース(5.8km)の3周完走を目標にエネルギーマネージメント
 を競うものです。
  参加は中学生から一般個人・企業まで可能で競技車両は100台を
 超えています。
  大会で使用する電池は再充電ができず1周完走する毎に主催者に
 預けるようになっています。
  昨年は3周の合計走行時間を36分で挑戦し、時間通りに走行した
 ためパワーアカデミー賞を受賞。今年は大学高専専門部門で3位と
 なりました。
  本校の車輌は学生の手作りで、改良を重ねた24V仕様の1号車と
 2回目参戦の48V仕様の2号車で参加しました。改良中の2号車は、
 目標を3周完走で挑戦。電池が尽きる寸前に完走しました。
  チャレンジを続けている鈴鹿サーキットは高低差が52mあり、国
 内屈指の難関コースです。本校には平坦な走行試験コースしかない
 ため走行会・大会を通じて車両改造を行うとともに、鈴鹿サーキッ
 トの坂道再現のために渦電流動力計を使った走行試験機を作りまし
 た。
  これから大会に挑む後輩は、この実験データを利用し、車輌のレ
 ベルアップをしていきます。

                     (キカイダーマン) 

 ―― ◆◇お知らせ 校友会Web ◆◇ ―――――――――――

   校友会専用のWebサイトのご案内です。
  
   掲示板、校友会誌「かもめ」に加え、メールマガジン「かもめ~

  ル」を閲覧することもできますので、どうぞご覧ください。

  〇校友会Webはこちら↓↓↓↓

   https://koyukai.denpa.ac.jp/

 ―― ◆◇ 編集後記 ◆◇ ――――――――――――――――――

  桜が咲き誇り、既に新生活が始まっている方も多いと思いますが、
 卒業生の皆様におかれましては、お変わりなくお過ごしでしょうか。
  名古屋工学院専門学校は、2月に創立68周年を迎え、節目とな
 る70周年まで残りわずかとなりました。
  現在、新入生の受入れを含む年度始めの準備をしておりますが、
 今年度を振り返ってみると、様々な出来事があったように思えます。
  学科のトピックスでご紹介したとおり各学科では多くの成果を挙
 げることができました。これからも在校生や入学してくる新入生の
 ために、教職員一同で学生達の成長を期待しつつ、全力でサポート
 していきたいと考えております。
  最後に、至らないところもありましたが無事に編集を終えること
 ができました。次号も暖かく見守っていただけると嬉しく思います。

           ~校友会メールマガジン担当 村崎 博樹~

 ————————————————————
 E-Mail: nkc.koyukai@denpa.jp
 HP : https://koyukai.denpa.ac.jp/
 TEL : 052-681-1311(代表)
            ,x.
       .::;”` 学校法人 電波学園
  ,:;+’
  *;’ 名古屋工学院専門学校 校友会
  ☆~
 ————————————————————

支部活動・同窓会情報
掲載希望の方

掲載申し込み
  • 既卒者のための就職情報
  • 氏名・住所変更
  • 慶弔連絡
  • スマホサイトQRコード