名古屋工学院専門学校 校友会

会誌・かもめ~ル

第42号かもめ~ル

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★☆★☆ 『かもめ~ル』校友会メール季刊誌 第42号 ★☆★☆

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     名古屋工学院専門学校 2019/3/31[かもめ~ル編集担当]
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 もくじ
◆ご挨拶
◆校友会誌「かもめ」より
・校友会会長あいさつ
・学校長あいさつ
・学科トピックス
・おもなできごと
◆お知らせ
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 ―― ◆◇ ご挨拶 ◆◇ ―――――――――――――――――――
  桜のつぼみもふっくらと、春色にわかに深まりを感じる頃となっ
てまいりました。3月8日に第87回卒業式が挙行され、645
名の学生が母校を巣立っていきました。卒業生達が諸先輩の元で、
活躍してくれる事を期待しております。
さて、今回のメールマガジンは、今年度最終版です。校友会誌「
かもめ」に掲載した内容を中心に紹介します。
―― ◆◇ 校友会誌「かもめ」より ◆◇ ―――――――――――
 ―― ◇ 校友会会長あいさつ ◇ ―――――――――――――――
  『寒梅』
校友会長 堀内 豊  
  会員の皆様におかれましては、益々ご健勝ご活躍のこととお喜び
申し上げます。また、日頃は校友会活動にご理解ご協力を賜り感謝
申し上げます。
今期は改選の年。第33期の校友会会長を拝命しました。会員の皆
様と共に、会の活性化を行って行きたいと思いますのでよろしくお
願い致します。
今回で校友会誌「かもめ」発刊は第60号。発刊に際し、卒業生の
皆さんに私の好きな漢詩で、明治の先覚的教育者であり同志社大学
を設立された新島襄先生が作られた「寒梅」を送ります。
この詩文は、寒い2月に梅の咲く庭を見て書かれた詩文で、今な
お多くの方に愛されています。
  庭上一寒梅
笑侵風雪開
不争又不力
自占百花魁
  その詩文の内容は、「庭先にある一本の早咲きの梅が、きびしい
風や雪の寒さにも耐え笑うが如くに開いている。一番咲きを争った
り、力むこともなく、それでいてあらゆる花の先駆けとなって咲い
ている。まことに謙虚な姿であり、人もこうありたいものである。」
このように解釈をされています。
この機関誌「かもめ」が発刊される頃には、平成最後の卒業生が
母校を巣立って行きます。4月からは、新社会人として苦しいことも
楽しいことも隣り合わせとなる新生活が始まります。社会における
厳しい生活に耐え、母校で学んだそれぞれの専門知識や技術研鑽を
忘れることなく、寒梅の咲く姿のように一歩一歩地道に邁進してく
れることを期待しています。
わが母校が開学され60年を優に過ぎ、卒業生の数も6万3千名。そ
して開学70周年まで4年。そして校友会創立70周年まで6年となりま
した。校友会では、現在この創立70周年記念事業を実施すべく計画
準備を行っています。昨年末には、この事業の一環として会員名簿
整備のための第一段階として、4万人の方に住所データ等の調査を
目的としたお手紙を差し上げました。お手紙が届いた方、届かなか
った方あるいは、その後変更のあった方等おられると思います。そ
のような方がお見えになりましたら、趣旨内容をご理解いただき、
校友会事務局までご連絡をいただけるとありがたく存じます。また、
卒業生の皆様には、お時間がございましたら母校をお訪ねいただき、
恩師あるいは後輩の皆さんに近況報告等いただけるとありがたく思
います。
最後に、卒業生の皆様のご健勝とご活躍をお祈りしますとともに、
今後とも母校校友会へのご支援・ご協力をお願いする次第です。
 ―― ◇ 学校長あいさつ ◇ ―――――――――――――――――
  『断捨離』
校長 小川 義則
  平成30年4月から坂田和義前校長の後を引き継ぎ、学校長に就任
いたしました。卒業生の皆様には前年度と同様にご支援ご鞭撻を賜
りますよう、よろしくお願いいたします。
皆様は「断捨離」という言葉をご存知でしょうか。「断捨離」と
は、断つ。捨てる。離れる。ことにより、モノへの執着を捨て不要
なモノを減らし、生活の質の向上・心の平穏・運気向上などを得よ
うとする考え方のことです。新片付け術とも言われます。
この考えを基に最近新しく「デジタル断捨離」という言葉が出て
きました。パソコンやスマートフォンが普及し、ネットやSNS・
メールなどにより様々なデータが氾濫して雑然と積み上げられてい
ます。これらのデータを整理することによりパソコンやスマートフ
ォンを使い易くすることを「デジタル断捨離」と言います。
簡単に言えば、パソコンやスマートフォンにあるファイルやソフ
ト(アプリ)をフォルダなどで管理し整理する。そして不要なモノ
は捨てる。ということだと思うのですが、調べてみると色々面白い
方法がありました。例えば、
①必要のないソフトやアプリはダウンロードしない。②用件が済
んで一定期間過ぎたメールは削除する。③極力メルマガや会員制の
サイトに登録しない。④デスクトップ画面には現在作業中のファイ
ルだけを置き、よく使うソフトはタスクバーに登録する。
分かっていることですが、なかなかできないですね。
「断捨離」とは、先にも述べましたが、モノを整理し心の平穏をも
たらすものです。
パソコンやスマートフォンをスッキリと整理し、気持ちよく使い
たいですね。
まとめると、
断…無用なサイトへは登録しない。
捨…期間が過ぎたメールやデータは削除する。
離…既存のソフトやデータに執着しない。
と言うことになるのでしょうね。
最後に、今年で平成が終わります。この「かもめ60号」も平成最
後の「かもめ」となります。改元され元号が変わるということは、
時代が変わるということです。新しい時代が平穏な良き時代になる
よう期待したいものです。卒業生の皆様におかれましても、ますま
すのご活躍とご健勝を祈念しております。今後とも校友会活動にご
協力を賜りますようよろしくお願いいたします。
―― ◇学科トピックス 情報学科◇ ―――――――――――――
   「進歩の加速が半端ない」
  IT業界の進歩の加速が半端ないと感じています。
最近の自動車は運転アシスト機能や衝突防止機能は当たり前、自
動運転も実用化されそうです。これらの技術に欠かせないのがAI
です。
昨今、AI、IoT、ビッグデータ、ディープラーニングといっ
た単語をよく耳にします。「AIが仕事を奪う」なんてジョークも
ありますが…。
「経験からの判断を必要とする仕事はAIが行い、想像力を必要
とする仕事は人が行う」という働き方になっていくのではないでし
ょうか。
3年前にセキュリティがクローズアップされる中、「情報セキュリ
ティ学科」がスタートしました。そしてこの4月からは「AIシス
テム科」がスタートします。これにより、2年課程は「情報処理学科
」、「情報セキュリティ学科」、「高度情報学科」、「AIシステ
ム科」の4学科となり、それらを複合して学ぶ3年課程の「情報シス
テム科」、4年課程の「情報総合学科」と、ITの最先端技術をまな
び、時代に即したエンジニアを育成できる学科編成になりました。
IT業界では最近「フルスタックエンジニア」という言葉を聞く
ようになりましたが、フルスタックエンジニアとは「何でも高度に
できるITエンジニア」です。特定の分野に特化したエンジニアで
はなく、IT分野の様々な技術に精通するエンジニアが求められて
いるようです。そのフルスタックエンジニアを育成できるのが、4年
間ですべての技術を学ぶ情報総合学科です。
情報学科の学生が目指す情報処理技術者試験。今年度は過去最高
の合格者を輩出することができ、「国家試験に強い工学院」を証明
できました。スペシャリスト試験合格記録が「19年連続」になり、
3冠、4冠になる学生も出ています。1つでも合格したら凄いスペシャ
リスト試験を3つ4つ取る学生は、まさにフルスタックエンジニアで
す。
世界はIT技術の進歩がけん引しています。進歩の加速が半端な
いIT技術。これからも高い技術力を持ったエンジニアを輩出して
いきます。
―― ◇学科トピックス メディア学科◇ ―――――――――――
  「私たちの社会貢献」
  近年、学校と社会との関わり、特に「どのように社会に貢献して
いくのか」が、注目されています。
●ゲームCG分野では、今年新たな試みとして、高校生とのコラ
ボに挑戦しました。パートナーは、三重県立宇治山田商業高校さん。
「ゴミ出し」啓蒙アプリを制作するというプロジェクトで、いわば
アプリを通じた社会貢献活動です。生徒さんたちのアプリ制作を、
ゲーム総合学科4年の学生たちがプログラミング技術の面でサポー
ト。みごと完成して公開へと繋げることができました。
●映像音響分野も、同じく「高校とのコラボ」で、より大きな取
り組みを続けています。東海高校『カヅラカタ歌劇団』公演のサポ
ートです。
集客数2千7百名という公演を、本校映像音響分野の学生が、撮影
・音響・照明・舞台スタッフとして、全面的に支えているのです。
これは、授業の一環として季節ごとにさまざまなイベントを支援
する「学外特別実習」の一つ。大小様々な年20を超えるイベントで、
同じように活躍しています。
●最後に、大きな自慢話を一つ。CG分野での“世界制覇”です。
本校ゲーム総合学科CGコース3年生のトリオが、台湾で開催された
「アジアグラフ・リアリュージョンアワード」で、なんとグランプ
リを獲得したのです。これは、合宿スタイルでCGムービーを作成
するという、ユニークなコンテスト。アメリカや中国など、世界13
カ国の大学/専門学校計111校が参加した中での快挙でした。

(元傭兵隊長)

―― ◇学科トピックス 電気電子学科◇ ―――――――――――
  「飛躍!」
 ○電気分野
まずは何といっても電験三種の取得者50名以上達成です!昨年度
はあと一歩及ばす悔しい思いをしました。教員・学生一団となり、
リベンジを果たすことができました。更に、エネルギー管理士の取
得者17名と記録を更新しました。昨年も過去最高を記録しましたが、
今年は更に多くの取得者を輩出し、20名という大台が見えてきまし
た。また、第一種電気工事士も取得者190名と大きく伸びました。
K田先生が新しく担任をもち、モチベーションは誰よりも高く指導
に取り組んでいます。職員室では殆ど姿を見かけず、ほぼ教室で学
生指導を行い、学生の気持ちをしっかり掴んでいます。そして先輩
のO河内先生も負けておらず、初めての担任で電験三種に3人の合格
者を出すなど本領を発揮しました。お互いが刺激を受けあい良い成
果につながっています。ベテランのY田先生も着実に実績を挙げて
います。中部電力をはじめ、上場企業や公務員など大手企業に半数
以上が内定を得るなど、素晴らしい成果を出してくれました。
次年度も若手のエネルギーとベテランの手法との合わせ技で、今
年以上の成果を目指していきます。
                     (改デンシェンマン)
 ○通信・デジタル家電分野
就職に関してですが、電子情報研究科、電子情報学科、デジタル
家電科、全ての学科が平成30年11月に就職率100%を達成しました。
これは、今までにない快挙です。例年であれば、年を越してしまう
就職活動ですが、今年度は各担任の先生の指導のおかげで早期に就
職活動を終えることができました。
資格取得も好調で、電子情報学科では、今年度より第一級陸上無
線技術士補習の取り組みを一新し、合格者増を狙ってきました。そ
の結果、平成31年1月期の試験で、取得者が9名が取得。これはここ
数年では最高の数となります。次の試験で完全合格できそうな学生
もおり、次年度は10名を超える取得者になることは間違いないでし
ょう。
デジタル家電科では、工事担任者DD第一種4名、家電製品エン
ジニア11名が取得をすることがきました。中でも家電製品エンジニ
アでは、200点満点中、170点以上の人のみに与えられるゴールドグ
レードを取得する学生が出るなど、良い成果を出すことができたと
思います。
両学科とも、次年度は今年度の成果を上回ることができるよう、
より一層頑張っていきたいと思います。
                       (デジデジ2号)
―― ◇学科トピックス 産業技術学科◇ ―――――――――――
  「大会2連覇達成!」
  昨年の会誌に「期待の新人現る!」で紹介した、ロボティクス創
造学科3年の梅本篤さんが偉業を達成しました。
9月30日(日)に東京都立産業貿易センターで行われた「第33回
全日本学生マイクロマウス大会」のロボトレース部門で、昨年に引
き続いて今年も優勝を勝ち取りました。
マイクロマウス大会は、30年以上続いている世界で最も歴史ある
ロボット競技会です。今回の全日本学生大会のロボトレース部門に
も、京都大学をはじめとした全国の大学生、専門学校生68名が参加
し、技術を競い合いました。
梅本さんは昨年からロボトレース競技を始めた初心者ですが、授
業後も残り先生方から指導を仰ぎ成長してきました。また学校以外
でも、マイクロマウス中部支部に所属し、支部会員の社会人の人た
ちからも教えを請うなどして、短期間で技術を吸収しレベルを高め
ました。
勿論、使用しているライントレースロボットも設計から完全オリ
ジナルのもので、アルバイト代のほとんどを注ぎ込んでいるそうで
す。高性能のモータなど高価な部品や、自ら設計した基板などは、
製作費の安い中国の会社にインターネットを駆使して発注し作りあ
げたそうです。
彼の活躍に触発されてか、ロボット製作を始める学生たちも増え
ており、盛り上がっています。
梅本さんにとっては、今年が学生大会最後の出場となるので、是
非また優勝し、大会3連覇で有終の美を飾ってほしいものです。
                          (海坊主)
―― ◆◇お知らせ 校友会Web ◆◇ ―――――――――――

   校友会専用のWebサイトのご案内です。

掲示板、校友会誌「かもめ」に加え、メールマガジン「かもめ~

  ル」を閲覧することもできますので、どうぞご覧ください。
  〇校友会Webはこちら↓↓↓↓
   http://koyukai.denpa.ac.jp/
―― ◆◇ 編集後記 ◆◇ ――――――――――――――――――
  桜が咲き誇り、既に新生活が始まっている方も多いと思いますが、
卒業生の皆様におかれましては、お変わりなくお過ごしでしょうか。
名古屋工学院専門学校は、2月に創立67周年を迎え、節目とな
る70周年まで残りわずかとなりました。
現在、新入生の受入れを含む年度始めの準備をしておりますが、
今年度を振り返ってみると、様々な出来事があったように思えます。
学科のトピックスでご紹介したとおり各学科では多くの成果を挙
げることができました。これからも在校生や入学してくる新入生の
ために、教職員一同で学生達の成長を期待しつつ、全力でサポート
していきたいと考えております。
最後に、至らないところもありましたが無事に編集を終えること
ができました。次号も暖かく見守っていただけると嬉しく思います。
           ~校友会メールマガジン担当 村崎 博樹~
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E-Mail:hiroki.murasaki@denpa.jp
HP    :https://www.denpa.ac.jp/
TEL   :052-681-1311(代表)
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