名古屋工学院専門学校 校友会

会誌・かもめ~ル

第40号かもめ~ル

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★☆★☆ 『かもめ~ル』校友会メール季刊誌 第40号 ★☆★☆
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    名古屋工学院専門学校 2018/3/31[かもめ~ル編集担当]
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もくじ
◆ご挨拶
◆校友会誌「かもめ」より
・校友会会長あいさつ
・学校長あいさつ
・ちょっと聞いてちょ自慢話
◆お知らせ
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―― ◆◇ ご挨拶 ◆◇ ―――――――――――――――――――
  寒さが厳しかった今年の冬も終わりを向かえ、少しずつ春めい
てきました。3月9日に第86回卒業式が挙行され、599名の
学生が母校を巣立っていきました。卒業生達が先輩方の元で、大
いに活躍してくれる事を期待しております。
さて、今回のメールマガジンは、今年度最終版です。校友会誌
「かもめ」に掲載した内容を中心にご紹介をしたいと思います。
―― ◆◇ 校友会誌「かもめ」より ◆◇ ―――――――――――
―― ◇ 校友会会長あいさつ ◇ ―――――――――――――――
 『校友会・未来に向けて』
校友会長 池戸 博行  
  校友会会員の皆様におかれましては、益々のご健勝とご活躍の
こととお喜び申し上げます。
第32期校友会会長として、平成28年度・29年度の2年間の職責を
校友会員の皆様とともに、学園と連携を図りながら活動してまい
りました。昨年は、桐生祥秀選手が100m走で日本人史上初の9秒
台となる9秒98を記録したことが話題になりました。一方では、北
朝鮮情勢が緊張する中、突然行われた衆議院選挙、更に日本の技
術の信頼性を大きく損ねる出来事が多数発生した1年でした。
さて、今年で私は、会長を拝命して3期6年目を終えようとして
おります。この間の校友会活動を振り返ってみると、
(1)静岡県と長野県の支部を設立
(2)校友会ホームページのリニューアル
(3)昭和51年以来の会則の見直しと改定
(4)同窓会の校友会組織への加入
を行ってきました。最後の年の活動としては、現在、一時停止し
ている校友会奨学金の回収について、平成30年度以降は外部の法
律事務所へ委託する事としました。
今後、校友会が継続・発展する為には目標作りが必要です。
工学院は5年後、創立70周年を迎えます。その2年後、校友会も
創立70周年を迎えます。校友会としても7年後までに校友会創立
70周年記念事業を目標に掲げて、会員名簿の整備、卒業生ネット
ワークの構築、給付型の新しい奨学金制度など、会則の目的・事
業の原点に戻って、校友会の将来について校友会で今後検討して
いきたいと思っています。
今年の干支は「戊戌」です。陰陽五行説によると、「戊」も「戌」
も「土」の性質を示しており、更に、同じ性質の組み合わせは勢
いが増すと言われています。株式市場の相場格言でも戌年は「戌
笑う」と言い、経済復調への転換期となっています。
校友会においても3期6年間は改革の期間であり、諸問題の解決
に対してご協力を賜りましたこと、本当にありがとうございまし
た。これからも皆様のご意見を伺いながら、「校友会70周年」に
向けて新たなスタートの年にしたいと思いますので、今後ともご
協力とご支援をお願い申し上げます。

―― ◇ 学校長あいさつ ◇ ―――――――――――――――――

 『新しい酒は新しい革袋に』
校長 坂田 和義
  「日本の労働人口の49%が、人工知能(AI)やロボットなど
で代替可能になる。」
野村総合研究所の未来創発センターは、平成27年12月にこのよ
うな試算を公表しました。これは、国内601種類の職業を対象
として、AIやロボットなどで代替される確率を試算したもので
す。
この情報だけを捉えれば将来に対する不安感が広がりますが、
それを以て、急速に広がりを見せる新しい技術に対して、否定的
な意見を唱えたり不安感を煽るだけでは何も生まれてきません。
振り返ってみれば、過去にも人間は何度も機械に職を奪われて
きました。第一次産業革命のときには蒸気機関が、第二次産業革
命でも電力による電動機と石油による内燃機関が、第三次産業革
命では情報通信技術の発達によりコンピュータが、それまで人間
が行ってきた仕事を代替してきたのです。しかし、人間は、それ
に呼応して新しい仕組みを作り、新たな職業を開発することによ
ってそれらを克服してきました。今回も、こうしたAIやロボッ
トなどによってなされる様々な職業を代替する動きは第四次産業
革命と呼ばれ、近い将来において、今とは異なった新しい産業社
会が生まれてくると指摘されています。
ところで、昨年6月に、史上最年少でプロ棋士になった藤井聡太
五段が、公式戦において前人未到の29連勝を達成したというニュ
ースは記憶に新しいところですが、彼は、伝統的な詰将棋で築い
た土台に将棋ソフトを使用して研究を重ねてきたといいます。藤
井君と対戦して、それまで優勢に進めていたにもかかわらず、最
後に逆転敗北を喫した先輩棋士たちが、異口同音に「思いもかけ
ない手を打たれて対応が遅れた。」というコメントを残していま
す。藤井君は、将棋ソフトで学ぶことによって、それまで常識と
思われていた指し手とは異なる新しい世界を見つけたのかもしれ
ません。いつの時代にも、伝統や常識に縛られることなく、新し
い発想によって新たな世界を生み出してきた若者たちがいたこと
を思い出します。
職業教育を担う専門学校においては、激動する時代に適応し、
新しい産業社会を創造していく原動力になる若者を育成する責務
があり、こうした社会の変化を的確に捉え、それを本校で学ぶ学
生たちに常に還元していきたいと考えています。
最後に、卒業生の皆様の、益々のご健勝とご活躍をお祈りする
とともに、今後とも本校へのご支援・ご協力をお願いいたします。
―― ◇ ちょっと聞いてちょ自慢話 ◇ ――――――――――――
 『 開発した無料観光アプリが中日新聞で紹介!』
  昭和区制80周年記念事業の一環として、情報システム科2年の
学生が開発した無料観光アプリ「Show  MAP ~ぶらり昭
和区マップ~ 」が中日新聞に掲載されました。
「Show  MAP」は、名古屋市商店街振興組合連合会昭和
区支部、名古屋市昭和区役所そして本校の三者で6月23日に協定を
締結した産官学連携プロジェクトの一つです。ITを活用して地
域を活性することを目的として学生たちが開発しました。このプ
ロジェクトは、「実践力向上プログラム」と銘打って、学生たち
が主体的に取り組み、実際に社会で使われることを目指したもの
です。本校では、通常、スマホアプリの作成方法を授業で学んで
から実際にアプリを制作する教育形態ですが、今回はプロジェク
トのメンバーが、短期間でスマホアプリを独学で習得し、制作し
て公開するスタイルで実施しました。
制作したアプリは、昭和区役所からの要望で、10月1日の80周
年記念事業のイベントに向け、昭和区の街を紹介するものです。
iOS、Androidともに対応しており、イベントポスター
のQRコードで、多くの方にダウンロードしていただきました。
作成した情報システム科2年の学生たちは次年度就職活動クラ
スとなります。就活前に大きな自信をつかむことができ、胸を張
って希望企業へチャレンジできると思います。

『 15年目の東京ゲームショウ 』

  東京ゲームショウ。25万人の来場者を集め、世界からも注目を
浴びる日本最大のゲームイベントに、ゲームCG分野は、ブース
出展と見学ツアーの両面で、今年も参加してきました。2002年に
初めて出展して以来、15年目と長い期間参加しています。中部地
方の学校からの出展者として、唯一の灯を守った年もありました。
専門学校の多くが地域密着型です。特に本校は、東海地方の産
業界に人材を送り出す実力校として、高い実績を持っています。
しかし、ゲーム・CGの業界は、東京に集中しています。そのた
め、私たちはあえて全国レベルでの活動を続けてきました。学生
は様々なコンテストや制作イベントへ参加し、教員は開発者向け
カンファレンスや学会活動に身を投じてきたのです。東京ゲーム
ショウツアーは、もちろん「楽しい校外活動」ですが、実はそう
した取り組みの一つでもあるわけです。
こうした積み重ねてきた実績が、業界の評判へとつながってい
るのでしょう。今年も昨年に引き続き、ゲーム・CGの制作会社
が多数来校され実施される、本校だけの企業研究セミナーを開催
することができました。また、今年のゲームショウで、人気オン
ラインゲーム『FateGO』の開発元であるディライトワーク
スさんからのお誘いがあり、有志学生による会社訪問が実現しま
した。小さな出会いが大きく育ち、新たな関係となっていく…
そんな人の輪の大切さを感じつつ、これからも全国での活動を続
けていきたいと思います。
(傭兵隊長)
 『自転車の魅力』
  私の趣味はいろいろありますが、一番続いているのは自転車と
水泳です。
そもそも自転車に乗り始めたのは保育園の6才頃からです。祖
父に買ってもらったのか、はたまたゴミ捨て場から拾ってきたの
か、とてもぼろい自転車でした。ペダルと後輪をつなぐチェーン
カバーにはその当時ですら見たことのない、ロボットヒーローが
描かれていました。
自転車の思い出としてよくあるのは、うまく乗れずこけて泣く
ことでしょう。私にとってはその思い出をあまり覚えておらず、
覚えていることはチェーンカバーのよくわからないロボットヒー
ローと、行動範囲をぐっと広げたことです。
小学生のときは、今ではなんてことのない場所が、大冒険だっ
たと思います。一駅向こうの隣町に行くことはもちろん、少し大
きな道路を越えただけでも未知の領域でした。徒歩では行けなか
った場所が、自転車ではすぐに行けたことは好奇心を満たし、そ
の興奮が自転車に乗り始めたときの大きな思い出です。
今では日本中ほとんどの都道府県は仕事柄訪れ、世界で人間が
未踏の場所はほとんどありません。しかし自転車に乗って行動し
ていると、ふとそれたくなる脇道がありあます。実際に行ってみ
ると、たいしたことはないことがほとんどですが、そのちょっと
したワクワクする好奇心を満たしてくれるのが、自転車の良いと
ころだと思います。
(梅村泰成)
 『若手とベテラン』
  今年度より金田先生が新たに加わり、大きく若返りを果たした
電気分野。覚える仕事が多い中、先輩方の指導や叱咤激励のお陰
?で、的確に業務を行っています。学生との接し方も上々で学生
からの印象も良いようです。また、自己紹介が大変印象的で、国
の名前の「CANADA」と覚えてください。今の世代はグロー
バル化が進んでいるなと感じた次第です。その若手が中心となっ
て臨んだ体育祭。新たな種目に対応すべく、本番に向け練習した
ものの、あと一歩及ばず準優勝でした。来年は、若手の機動力に
ベテランの経験値を借りながら、優勝を目指します。
ベテランの力が大きく発揮されたのが、エネルギー管理士。本
校始まって以来の快挙!今年度の取得者数が14名となりました。
傾向から今年出題されそうな問題を分析し、内容に沿った授業な
ど、まさに経験と技術が活かされた結果となりました。
就職についても同様に、中部電力(株)をはじめ大手企業に多数
決まり、大半の学生が第1希望に内定出来たのもベテランの技量
といえるでしょう。
ベテランと若手がうまくかみ合い、知識や技量を伝承しながら
新しい風を取り入れて、電気分野をこれからも盛り上げていきた
いです。
(改デンシェンマン)
 『電子・デジタル家電分野の話題』
  平成29年度の就職内定状況は、該当の3クラスが、年度内100%
を達成できるように頑張っています。電子情報学科2年生は、早
々と100%を達成しました。残る2クラスはそれぞれあと1名を残
すのみです。今年も、警察庁中部管区警察局、(株)エフエム愛知、
KDDIエンジニアリング(株)、パナソニック コンシューマーマ
ーケティング(株)、日立コンシューマ・マーケティング(株)、シ
ーキューブ(株)、等と、目標とする優良企業から内定をいただき、
一部の企業からは、追加求人の依頼もいただいています。
難関国家資格の取得状況は、第一級陸上無線技術士に4名、電
気通信主任技術者(伝送交換主任技術者) に1名が合格と自慢でき
る結果が出ています。難易度の高い試験ですが、日々の地道な努
力がこの様な結果に結びついたと思います。
今年度も工事担任者AI ・DD総合種の認定講座が電子情報学
科1年生を対象に9月から翌年3月まで開講されます。平成12年
度から総務省より認可され、今年で18年目となります。全員取得
を目標にしており、今年度はベトナムからの留学生も頑張ってい
ます。
最後に、電子・デジタル家電分野の教員が、ドローン操作に関
する技能と知識を習得する為に、頑張っています。目標は高く、
毎日コツコツと粘り強く努力しています。将来が楽しみです。
(デジデジ)

『期待の新人現る!』
マイクロマウス大会は、30年以上続いている世界で最も歴史あ
るロボット競技会です。迷路を探索・走行する「マイクロマウス
競技」、黒い床に引かれた白線の周回コースの走行タイムを競う
「ロボトレース競技」が実施されています。
ロボット分野では、今までマイクロマウス競技に力を入れてき
ましたが、今年は特にライントレース競技にも力を入れ、好成績
を残すことができました。
ロボティクス創造学科2年の梅本篤さんは、今年からロボトレ
ース競技を始めた初級者です。高校の頃からロボットのプログラ
ミングを得意としていることもあり、授業でのライントレースロ
ボットだけでは満足できず、一般のロボット技術者たちから貪欲
に技術を吸収し、自身のオリジナルのロボットを製作しました。
9月末に開催された全日本学生マイクロマウス大会のロボトレー
ス競技で見事優勝することができました。現在、産業技術学科の
先生方の指導の下、工学院オリジナルのライントレースロボット
の設計に励み、12月に試作品が完成する予定です。彼の頑張りに
刺激を受けたのか、他の学生たちもロボット製作に励むようにな
り、今後のロボトレース競技での活躍が期待できます。
(カー吉)

―― ◆◇お知らせ 校友会Web ◆◇ ―――――――

  校友会専用のWebがあるのをご存じですか?

掲示板、校友会誌「かもめ」に加え、メールマガジン「かもめ~

 ル」を閲覧することもできますので、どうぞご覧ください。
 〇校友会Webはこちら↓↓↓↓
  http://koyukai.denpa.ac.jp/
―― ◆◇ 編集後記 ◆◇ ――――――――――――――――――
  今年も多くの学生達が卒業をしていきました。
先輩方同様、社会人の仲間入りを果たすことになります。そして、
来月には、新入生が入学してきます。
私たち教職員は、これからも学生達の夢を叶えるために全力でサ
ポートをしていきたいと思っています。
最後に、卒業生の皆様のご活躍と、ご健勝をお祈りいたします。
          ~校友会メールマガジン担当 村崎 博樹~
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E-Mail:hiroki.murasaki@denpa.jp
HP    :http://www.denpa.ac.jp/
TEL   :052-681-1311(村崎)
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