名古屋工学院専門学校 校友会

会誌・かもめ~ル

第38号かもめ~ル

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★☆★☆ 『かもめ~ル』校友会メール季刊誌 第38号 ★☆★☆
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    名古屋工学院専門学校 2017/3/31[かもめ~ル編集担当]
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もくじ
◆ご挨拶
◆校友会誌「かもめ」より
・校友会会長あいさつ
・学校長あいさつ
・ちょっと聞いてちょ自慢話
◆お知らせ
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―― ◆◇ ご挨拶 ◆◇ ―――――――――――――――――――
  寒さが厳しかった今年の冬も過ぎ、少しずつ春めいてきました。
3月10日、第85回卒業式が挙行され、614名の学生が母校
を巣立っていきました。卒業生達が先輩方の元で、大いに活躍し
てくれる事を期待しております。
  さて、今回のメールマガジンは、今年度最終版です。
校友会誌「かもめ」に掲載した内容を中心にご紹介をしたいと思
います。
―― ◆◇ 校友会誌「かもめ」より ◆◇ ―――――――――――
―― ◇ 校友会会長あいさつ ◇ ―――――――――――――――
 『進化する校友会』
校友会長 池戸 博行  
  校友会会員の皆様におかれましては、益々のご健勝とご活躍の
こととお喜び申し上げます。
平成28年6月の役員会において、校友会第32代会長の3期
目に再任されました。
引き続き拝命したことに、役職の重要性から一層身の引き締ま
る思いです。
昨年は、熊本での地震、伊勢志摩サミット、リオデジャネイロ
五輪での日本の活躍など大きなニュースがありました。
校友会活動を振り返えってみると、新しく発足した静岡支部と
長野支部は順調に活動を行ってきました。
平成27年4月より新会則が施行され、従来の校友会支部に加
えて、卒業生の各種同窓会も校友会組織に加入できるようになり
ました。
現在、アマチュア無線クラブOB同窓会、学生会同窓会、電波
組1981、空手道部OB同窓会ができています。
校友会の最高議決機関である役員会に同窓会の代表者も参加し
て頂くことになり、多くの卒業生の方のご意見が反映されること
を期待しております。校友会役員も募集しておりますので、卒業
生の方のご参加をお待ちしております。
パソコンだけでなく、スマートフォンにも対応させた校友会の
ホームページから情報発信を強化して、卒業生の皆様との絆をよ
り深めています。
さて、校友会が継続・発展をする為に今、経費の問題がありま
す。
校友会の事業計画、事業報告は年度毎に校友会誌「かもめ」や
校友会ホームページに掲載しておりますが、校友会活動が活発に
なればなるほど経費がかかります。
現在、校友会費は4000円ですが、校友会費の値上げの可否
の検討が必要となりました。そこで、常任役員会の中に専任担当
者を置き検討してまいります。
今年の干支は「丁酉」です。酉は取り込むに繋がり気運もお客も
取り込むと言う意味で商売繁盛や物事が頂点まで極まった状態の
年と言われています。校友会においても改革の成果がでる年にし
たいと思います。
これからも皆様のご意見を伺いながら、校友会活動の更なる活
性化のために頑張りたいと思いますので、今後ともご協力とご支
援をお願い申し上げます。

―― ◇ 学校長あいさつ ◇ ―――――――――――――――――

 『より質の高い教育を目指して』
校長 坂田 和義
  平成28年4月から小川明治前校長の後を引き継ぎ、学校長に
就任いたしました。前年度までと同様、卒業生の皆様方のご支援
ご鞭撻をいただきますよう、よろしくお願いいたします。
さて、「職業教育」をキーワードとする専修学校が学校教育法
に定義され、制度化されて今年で40周年になりました。この間、
専門学校は大学・短大と並ぶ高等教育機関として著しい発展を遂
げいます。制度の面で言えば、平成6年の専門士の称号付与から
始まり、大学への編入学、4年生課程の修了者に対する高度専門
士の称号付与、ならびに大学院入学資格が与えられるなど、高等
教育機関としての地位を確立してきました。また、平成26年4
月からは、一定の要件を満たす専門学校に対して「職業実践専門
課程」が文部科学省によって認定され、教育水準の高さを計る指
標が作られています。
国の施策においては、このように制度面での環境が整えられる
一方で、専門学校に対して、より高いレベルの教育の質の整備を
求められることが多くなっており、職業教育に対する社会の期待
が益々大きくなっていることを感じています。
本校においては、こうした事態をいち早く想定し、6年前から
「教育の質の維持・向上を図る」ということを学校の最大の目標
として各部署において対策を図っており、大きく次の4つの視点
からその整備に取り組んでいます。
①教育を行う「教員の質」
②カリキュラムやシラバス等の「教育内容の質」
③教育目標の達成度を計る「教育成果の質」
④教育設備や学習環境等の「教育環境の質」
皆様もご存知の通り、少子高齢化が進む中で大学全入時代が訪
れ、さらに2018年問題と言われるように、数年後には一段と
少子化が加速する時代に突入するなど、専門学校を取り巻く環境
は厳しさを増しています。
こうした状況下にあっても、卒業生の皆様にとって、いつまで
も誇りに思っていただける学校として発展し、永続的に存続して
いかなければいけないと思っており、今年より来年、来年より再
来年と益々教育の質を高め、社会から歓迎される人材の育成を進
めてまいりたいと考えております。
卒業生の皆様方には、今後とも、ご支援・ご鞭撻をいただきま
すよう、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
―― ◇ ちょっと聞いてちょ自慢話 ◇ ――――――――――――
 『 連続記録更新中! 』
  情報系学科の大きな目標の一つに「情報処理技術者試験合格」
があります。
基本情報技術者試験、応用情報技術者試験、各種スペシャリス
ト試験に加え、今年度より「情報セキュリティマネジメント試験」
にもチャレンジしています。
また、平成29年春期試験から、「情報セキュリティスペシャ
リスト試験」が「情報処理安全確保支援士試験」に変わります。
情報セキュリティの重要性が年々高まっていく中、その知識、
技術をもったエンジニアの需要も同様に高まったことを背景に、
今年度より「情報セキュリティ学科」を新設し、ますます需要が
高まるITエンジニア育成にこれまで以上の取り組みをしていき
ます。
そんな中、先輩方から受け継いできた「スペシャリスト試験連
続合格記録」を今年度も無事達成し、「17年連続」となりまし
た。さらには、ネットワークスペシャリスト試験では、4年連続
で東海地区専門学校生合格者の半数以上を達成するなど、「国家
試験に強い工学院」を証明することが出来ました。
今年度は、情報処理技術者試験が現行の制度になってから最多
数の国家試験合格者を輩出することも出来ました。
今後も、この伝統を引き継ぎ、多くの学生が国家資格取得者と
なるよう学生と共に頑張っていきたいと思っています。
(ITJ)
 『 全国も注目、名古屋イチの創作力! 』
  2016年11月、ゲームCG分野では、初めての取り組みと
して「ゲーム会社だけの企業説明会」を実施しました。
企業説明会なんて珍しくもない…そう思われるかも知れません。
しかし、これは画期的なことなのです。なぜなら、主に首都圏
にあるゲーム会社さんが多数、わざわざ本校ゲームCG分野学生
だけのために、駆けつけて下さったからです。
放課後を利用して行われた説明会は、概ね一日2社ずつ。
『アーマードコア』シリーズで世界的に名高いフロム・ソフト
ウェアさんを皮切りに、14日から24日までに12社がご来校い
ただき、会社説明とプログラムやポートフォリオなど作品への評
価、そして一部の企業さんは一次試験までも実施していただきま
した。
また、11月7日には、ディライトワークスさんによる、特別
講演会も実施されました。
同社は、700万ダウンロードを誇る人気スマホゲーム「フェ
イトGO」の開発・運用元として知られる注目株です。
特に交流はなかったのですが、先方からの提案で単独での講演会
が実現しました。
ゲームクリエイター養成の専門学校は、全国に約60校。名古屋
地区には、6校が存在しています。
この中で本校は、近年大きく存在感を伸ばしています。元々業界
には「名古屋の専門学校は力がある!」という評価があったのです
が、特に近年、全国レベルのコンテストでの受賞が続いたことで、
本校が筆頭の地位に上り詰めつつあると言えるのです。
ライバル校と異なり、テレビCMなど派手なPRは一切行ってい
ない名古屋工学院。ただ、地味で堅実なだけに、〝工都〟名古屋の
DNAは濃厚に受け継いでいると言えるでしょう。
移り変わりの激しいゲーム業界ですが、「人が創る」という意味
では、創生期から今日まで微動だにしていません。
そんな業界の中で名誉ある地位を築いていきたいと思います。
(傭兵隊長)
 『活躍する支援学生』
  学外支援特別実習(高等学校や地域のイべントなどの技術支援)
で自主的に活動している学生がいます。
この学生達は、検定試験や国家資格を積極的に取得する意欲も持
ち合わせています。
まず、映像音響処理技術者資格認定試験。ビデオ編集や録音技術
に関する幅広い知識を必要とします。
また、受験者の合否を判定するものではなく、受験者の今現在の
能力レベルを判断することを基本としている試験もあります。A~
Eのランクがあり、学生はB以上のランクを目指します。サウンド
レコーデイング技術認定試験とプロツール技術認定試験です。
録音、編集、パソコンを使ってのミキシング、MIDIなどの知
識が必要とされます。
さらに、国家資格である第一級陸上特殊無線技士。無線設備の技
術操作ができ、これも業界ですぐに役立ちます。
そして、彼らの素晴らしさは、日々のスタジオでの機器の整理整
頓、整備作業にも手を抜かないことです。
学校を飛び出しての支援活動の経験で真の実力が身についていく
のです。
映像音響科にとって最高の人材であり、業界就職をさせることを
保証します。間もなく2年生は卒業、そして業界へ。引き続き、学
外支援特別実習に参加する学生志願に期待します。
 『復活!!』
  最近、電気分野に関心を持っている若い世代が減っているそうで
す。工業高校でも電気科を志願する生徒が減少して四苦八苦されて
いるようです。本校の電気工学科においても、今年度の入学生数が
昨年比マイナスを記録しました。何とか来年度は増加してほしいと
思っております。
そんな中で今年度の学園祭においては産学連携の一環として中部
電気保安協会のブースを出展しました。幅の広い層に電気について
関心を持ってもらおうと、本校学生と協会職員の方が連携して運営
しました。
太陽光発電所に使用しているドローンやパネルの洗浄ロボットな
どの展示、説明を行い、電流イライラ棒で楽しんで頂きました。
体育祭は、昨年に引き続いてドームで行いました。笠寺にある日
本ガイシホールです。ドーム初年度は優勝を逃しましたが、今年度
は雪辱戦をものにして電気電子学科が優勝しました
電験の取得者も今年度は、70名の大台に乗ることができました。
これは、10年ぶりのことです。
最近、レコード盤が再び人気を集めているようですが、是非あや
かって強竜ドラゴ・・じゃなかった、魅力ある電気になりたいと思
います。
(新デンセンマン)
 『電子・デジタル家電分野の話題』
  平成28年度の就職内定状況から説明すると、近年まれにみる世
界情勢の不安定要素等の影響も関係をしてか、中々厳しい社会情勢
の中、年度内100%を達成できるように頑張っています。それぞ
れ卒業クラスがあと2~3名を残すのみです。
今年も、警察庁中部管区警察局、国土交通省大阪航空局、KDD
Iエンジニアリング(株)、パナソニック コンシューマーマーケテ
ィング(株)、日立コンシューマ・マーケティング(株)、(株)堀場テ
クノサービス、上新電機(株)等と、目標とする優良企業から多数の
学生が内定をいただきました。更に、一部の企業からは、追加求人
の依頼もいただいています。
次に、超難関国家資格取得の近況です。第一級陸上無線技術士に
6名、第二級陸上無線技術士に1名(卒業による科目免除で、合格
)、電気通信主任技術者(伝送交換主任技術者) に1名が合格と自
慢できる結果が出ています。
日々の地道な努力がこの様な結果として出てきました。
最後に、『工事担任者AI・DD総合種』の認定講座です。総務
省より認可され、平成12年度から継続する認定講座も今年で17
年目に入りました。今年度も、電子情報学科1年生が全員取得を目
標に頑張っています。この中には、女子学生が1名います。1年生
の9月から翌年3月までのほぼ6ヶ月間の平常授業で、情報通信技
術者として是非とも欲しい資格が取得できるようになっているので
す。まるで、夢のような話ではありませんか。
例年のように、3月中旬には、合格の目途が立ちそうです。
(デジデジ)

『10号館の職人』

  10号館には職人がいます。ロボティクス創造学科の学生たちで
す。リモコン操作の2足歩行ロボットの製作に並々ならぬ情熱を注
いでいます。
専門学校ロボット競技会の全国大会に出場する他校のロボットは、
そのほとんどが市販のキットに手を加えたものであり、昨年度の大
会では自作ロボットでの出場は本校だけでした。
設計にはCADを駆使します。関節の長さが肝だそうで、ボディ
はアルミ板一枚から膨大な数のパーツを切出し、折曲げてモータを
組付みます。
一台分に必要なモータは、最低限の動きで19個、美しくスムー
ズな動きをさせようとすると26個は必要であり、それらを一つひ
とつ手作りするのですから膨大な手間と時間がかかります。
知らず知らずのうちに加工技術が磨かれ職人となっていくのです。
すべてのパーツが揃い、姿勢検出センサなどの電子部品を制御マ
イコンに接続したら形はひとまず完成です。
組上がったら幾種類もの動きを教え込むティーチングが待ってい
ます。
すべての関節が、より人間の動きに近付くまで何度も繰り返すの
です。
気が遠くなるような作業ですが、バッチリ決まった時の喜びは格
別だといいます。
ただそうして拘りぬき、魂を吹き込んで製作したロボットも、精
巧さやモーションの美しさ、観客からの歓声に酔いしれて、スピー
ド重視の入賞からは遠のいている次第です。
(カー吉)
―― ◆◇お知らせ その1 校友会Web ◆◇ ―――――――
  校友会専用のWebがあるのをご存じでしたか?
掲示板、校友会誌「かもめ」、メールマガジンなども見ること
ができます。一度ご覧ください。
 校友会Webはこちら↓↓↓↓
http://koyukai.denpa.ac.jp/
―― ◆◇お知らせ その2 各分野ブログ◆◇ ――――――――
  名古屋工学院専門学校の各分野のブログをご紹介いたします。
  学校で行われたイベントや、在校生の活躍など学校の情報が盛り
 沢山ですので、是非ともご覧いただきたいと思います。
 ○コンピュータIT分野
  http://blog.denpa.ac.jp/

 ○ゲームCG分野

https://www.facebook.com/GameCG.nkc 

 ○映像音響分野

  http://nkcaudiovisual.blog.shinobi.jp/

○電気分野

https://www.facebook.com/nkc.denki

 ○電子デジタル家電分野

http://blog4.denpa.ac.jp/

 ○機械ロボットCADデザイン分野
  http://blog3.denpa.ac.jp/
―― ◆◇ 編集後記 ◆◇ ――――――――――――――――――
  今年も多くの学生達が卒業をし、先輩方同様に社会人の仲間入

 りを果たします。そして、来週には、新入生が入学してきます。

私たち教職員は、これからも学生に全力でサポートしていきたい

 と思っています。
  最後に、卒業生の皆様のご活躍と、ご健勝をお祈りいたします。
          ~校友会メールマガジン担当 村崎 博樹~
————————————————————
E-Mail:hiroki.murasaki@denpa.jp
HP    :http://www.denpa.ac.jp/
TEL   :052-681-1311(村崎)
,x.
.::;”`   学校法人 電波学園
,:;+’
*;’      名古屋工学院専門学校 校友会
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