第14号かもめ~ル
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★☆★☆ 『かもめ~ル』校友会メール季刊誌 第14号 ★☆★☆
_/ _/ _/ _/ _/_/_/
_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/
_/ _/ _/ _/_/ _/ Nagoya
_/ _/_/ _/ _/ _/ _/ Kougakuin
_/ _/ _/ _/ _/_/_/ College
名古屋工学院専門学校 2007/4/13[かもめ~ル編集担当]
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
もくじ
◆ご挨拶
◆学園あれこれ2007
◆工学院、五七五七七
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
―― ◆◇ ご挨拶 ◆◇ ―――――――――――――――――――
やっと春らしい陽気になりましたね!
先日、3月9日に第75回卒業式を無事終え、653名が社会に
巣立って行きました。彼らが意を新たに、希望を持ってさらなる
飛躍をとげてくれることを祈っています。
さて、皆様はいかがお過ごしでしょうか?風邪や花粉に悩まさ
れている方も多いかと思います。3月上旬は、名古屋では半袖で
も良いくらい暖かい日があったり、みぞれが降った日もあり、こ
の異常気象に不安を感じずにはいられません。今取り沙汰されて
いる「地球温暖化現象」。これは、二酸化炭素・メタン・亜鉛化
窒素などの温室効果ガスの濃度が増加することで、地球の表面温
度が上昇することだそうです。
何かしないといけないという気持ちはあるけれど、なかなかで
きないのが現状です。エアコンの温度設定や待機電力のストップ、
車のアイドリングに気をつけるだけでも温暖化対策になるみたい
ですよ!
ちなみに、私は買い物にエコバッグを使ってます(*^-^*)
これから、少しだけでも気にかけてみてください。
―― ◆◇ 学園あれこれ2007 ◆◇ ――――――――――――
最近、人里近郊で熊の目撃情報が多い。野生動物だって必死で
うごめいている。そんな中、工学院の先生方もうごめいている。
「光陰矢の如し」、時代の流れは速い。昨日の常識が、今日は通
用せず、今日のまさかそんなことが・・・が明日の常識。
これからの時代、厳しい環境を乗り切るためには、先を読む力が
求められる。
さて、わが学園を振り返ると・・・・
▼「読み」の達人、加藤譲二先生ここにあり。このお方、囲碁の
世界ではチョイと名が知れている。十手先程度なら当たり前、二
十手先までも読みきって、早々に相手を降参させる。この技は仕
事にも活かされる。新学期には、各学科の担当者泣かせの時間割
編成会議なるものが招集され、すべての先生方の時間割が決めら
れるのだが、実は丸く治めるのは至難の業の史上最強のパズルな
のだ。そこで加藤名人のご登場。時間割のマス目を見つめること
数分、凍りついた時間が静かに溶け出し、加藤先生の声が静寂を
破る。「水の3・4、小林の電気機械を木の5・6へ。空いた水
の3・4に木下の演習、実習室と共に確保」という具合に、難問
解決。この技に心打たれた輩が株の資料を手に近寄ってくるが、
「技は鍛錬によって体得するもの」とは手厳しい。
▼先を読むことの難しさの一つに、天気予報があるが、この天気
に泣かされ続けた下里充先生が複雑な顔をしておられる。悪天候
のため4年続けて敢行できなかった体育祭が、5年ぶりに開催さ
れた。体育祭を一手に仕切る下里先生としては、紺碧の空を見上
げるだけで感無量。無事に成功させたい。気持ちは十分伝わって
くる。競技開始前、「皆さんは、高校時代と違って運動不足の人
が多いはず。無理をせず十分に準備運動を」と注意を促し、競技
中も周囲に目を配っている。順調に進行していく。予定の競技が
全部終了した。最後は整理運動で完結しなければならない。それ
には指令台に自らが立ち、手本を示さねば。気負いがあったのだ
ろうか、事件はその時おきた。「次は、腕を高く上げてぇ!」次
の瞬間「うっ!どうしたんだ腕が上がらない。ぐえっ!、下がら
ない。ほえっ!動かない。どひゃ!みんなが見てるぞ」頭の中は、
真白だけど赤色回転灯が冷たく光る。そのあと自分がどのように
して指令台を降りたのか覚えていない。四十肩か五十肩か。ショ
ックは隠せない。先を読んで来年こそは、と腕をさすっているご
様子。お大事に。
▼釣り道にも先を読むことが必要。魚との「読み」の知恵比べだ。
渓流釣りに出かけた松岡昇先生。「読み」は魚だけではなく、背
後にも向けなければならないことを、恐怖の中で悟った。岩陰か
ら振り出したロッドの先に全神経を集中させていた時、ふと背後
に視線を感じ、振り向いた瞬間、毛むくじゃらの大型の獣と目が
合ってしまった。ここは熊のよく出る沢で、熊よけの笛を吹きな
がら登ってきたのだが、まさか釣ってる最中に笛を吹くわけには
いかず、心臓が止まるかと思ったそうだが、相手は熊ではなく日
本カモシカで難は逃れた。
▼釣りバカは工学院にも沢山いるようだが、この度、池戸博行先
生が釣りに目覚めた。教え子に釣り名人がいて、そこに弟子入り
し、師匠として仰いでいる。映画の釣りバカ日誌を地で行く池戸
先生だが、釣果はさっぱり。現在では、入学希望者の一本釣りに
ご執心とか。釣果は読めるかな。
▼マルチメディア系職員三名が相次いで結婚された。その中で村
崎博樹先生も釣りを趣味の一つにされている。ご本人は「大物を
釣った」と鼻息は荒いが、どう見ても釣られたようだ。 奥様は、
釣ったと思わせておいて、しっかりと泳がせて(働かせて)おく
超名人と見た。最近、村崎先生が人面魚に見えて仕方がない。
▼泳がせておいて、尻尾を出したところを一網打尽。これ刑事物
語の定番。工学院内でも、捜査の手が伸びている。事件は、会議
室ではなく、職員室で起きた。小バエ発生事件である。そこには
「マツモトキヨシ」で購入した殺虫剤とハエ取り棒を武器に敢然
と挑むゴトウキヨシ刑事の姿があった。小バエよりも小さな網を
はり、地道で粘り強い捜査に、ついに犯人のアジトを突き止め、
一件落着。しかし後藤刑事に安らぎの時は無い。新たな事件発生
だ。1号館6階トイレの男子用案内プレートの、青いジェントル
マンの絵マークにマジックでメガネとサスペンダーが書き込まれ
ていたのである。これは明らかに後藤刑事本人を挑発する大胆不
敵とも言える犯行だ。早速捜査に乗り出した後藤刑事だが、時効
が成立する卒業式まで時間が無い。果たして敏腕刑事の読みは当
たるのか。
◎その時あなたは、どう動くか。「先を読む」力が必要ですね。
―― ◆◇ 工学院 五、七、五、七、七 ◆◇ ―――――――――
先生方から多数応募いただいた中から、ベスト5を掲載させて
いただきます。
◆訪ね来る 卒業生の 顔かたち
細くなったり 丸くなったり 鈴木 由美子
◆過ぎし日の 友や恩師の
笑い声 想いを馳せる 学生時代 武田 善之
◆久々の 体育祭だ 心から
満足したね 君らも僕も 倉田 豊行
◆君たちの 学ぶ心に こたえます
電波学園 笑顔でハッピー 大石 建児
◆また思う 桜の蕾 開く頃
別れの季節(とき)が 訪れるとき 世古 哲也
―― ◆◇ 編集後記 ◆◇ ――――――――――――
新年度を迎え、慌ただしさの中にも桜の咲き具合が気になるこ
の季節。新入生、新社会人、歓迎会とお正月よりも1年の節目を
強く感じるのは私だけでしょうか?
3月9日に卒業した学生が4月から皆さんの職場でお世話にな
っています。後輩達のご指導を心からお願い申し上げます。
~校友会メールマガジン担当 松岡 昇~
————————————————————
HP :http://www.denpa.ac.jp
TEL :052-681-1311(松岡)
,x.
.::;”` 学校法人 電波学園
,:;+’
*;’ 名古屋工学院専門学校 校友会
☆~
————————————————————